← Plant Care / Succulents & Cacti

ADENIUMアデニウム(砂漠のバラ)

キョウチクトウ科・アデニウム属

  • 幸せを呼ぶ
  • 調和
アデニウム(ADENIUM)のイラスト
イラストはイメージです。

Plant Care

特徴
アデニウム(砂漠のバラ)は、砂漠のような乾いた土地に育つ塊根植物です。太くふくらんだ幹や根に、たくさんの水をためています。砂漠に生え、バラを思わせる美しい花を咲かせることから、この呼び名が付いたといわれます。
管理のポイント
春〜秋:日光が良くあたる風通しの良い場所。夏の直射光線に当てて雨ざらしでも大丈夫です。 冬:室内の明るい風通しの良い場所。気温が20度を越えるとピンク、赤、白の大きな花を咲かせます。
水やり
春〜秋:表面の土が乾いたらたっぷりと。 冬:水やりはせずに断水する。冬は葉を落としますが、冬を越せた株は、暖かくなるとまた少しずつ芽を出します。

※ 花器や植物は手作りのため、気泡や欠け、ザラツキ、色味や表情などに個体差があり、一点物となります。

Online Shop — Coming Soon

ここから下は、公開されている資料をもとに hoi & がまとめた、アデニウムの育て方です。

アデニウムの育て方の要点

  • 春から秋は、屋外の日当たりと風通しのよい場所で、よく日に当てます。日光が足りないと、枝がひょろひょろと間のびします。
  • 水やりは、春から秋は土が乾いたらたっぷりと。冬は葉を落として休むので、水を切ります。
  • 寒さに弱い植物です。最低気温が15℃を下回るようになったら室内の日当たりへ移し、冬は暖かい場所で休ませます。

早見表

置き場所
春から秋は、屋外の日当たりと風通しのよい場所。1日6時間以上、日の当たる場所が向いています。冬は室内の日当たりのよい窓辺に置きます。
水やりの目安
春から秋は、土が乾いたらたっぷり。冬は水を切り、春に気温が上がって安定してから再開します。
温度
よく育つのは20〜25℃。冬に保つ温度の目安は、資料によって違います。日本の資料は5〜8℃で、英国王立園芸協会(RHS)は一年を通して15℃を超える温室で育てる植物に分類しています。8℃以上ある、できるだけ暖かい場所が安心です。
育てやすさ
やさしい。初心者でも育てやすいとされます。暑さには強い一方、寒さに弱いので、冬越しには気を配ります。
原産地
アフリカ、アラビア半島、ソコトラ島の乾燥地帯(キョウチクトウ科アデニウム属)。幹や根が太くふくらむ塊根植物です。

季節ごとの管理

春

葉が芽吹くのは、桜が散るころからです。気温が上がって安定したら水やりを再開し、屋外のよく日の当たる場所へ出します。植え替えは4〜8月が適期です。

夏

生長期です。梅雨が明けたあとの夏は、直射日光にも雨にも当ててかまわないとされています。水やりは土が乾いてから、涼しい朝か夕方に。梅雨のあいだは過湿で腐りやすいので、水やりを控えます。

秋

最低気温が15℃を下回るようになったら、室内の日当たりのよい場所へ移します。葉が黄色くなって落ち始めたら、水やりを減らして乾かし気味にします。

冬

葉を落として休眠します。室内の日当たりのよい窓辺に置き、水は与えません。置き場所の温度の目安は資料によって違い、5℃以下にしないとする資料、7℃ほどを保つとする資料、枯れない最低温度の目安を8℃とする資料があります。窓辺では片側にしか日が当たらないので、2〜3日に1回、鉢を回します。

よくある質問

冬に葉がすべて落ちました。枯れたのでしょうか?

アデニウムは、冬に葉を落として休眠する植物です。秋に葉が黄色くなって落ちるのは、休眠に入る合図です。冬を越せた株は、暖かくなるにつれて、少しずつ新しい葉を出します。

冬は水をまったくやらなくていいのですか?

冬は休眠期なので、水やりを止めます。葉が落ち始めたら乾かし気味にし、葉がなくなったら水を切ります。春になり、気温が上がって安定してきたら再開します。

幹や枝が、しわしわ、ぶよぶよになりました。

根腐れのおそれがあります。原因は、水のやりすぎ、寒さ、日光が足りない状態での水やりなどです。鉢から抜き、空洞になった枝と黒く腐った根を取り除いて、切り口を消毒して乾かしてから新しい土に植え替えます。早めに手当てすれば、持ち直すことがあります。

花はいつ咲きますか?

開花期は4〜9月です。冬でも、20℃以上の室内で管理すると咲くことがあります。春に肥料を与えると、花つきがよくなるとされます。咲き終わった花は、早めに摘み取ります。

幹がなかなか太くなりません。

幹が太るのは、タネから育てた株です。挿し木でふやした株は、あまり太りません。鉢花として出回る挿し木の株も、根元は太らないとされています。枝がひょろひょろと間のびするときは日光不足なので、春から秋はよく日に当てます。

どんな虫がつきますか?

ハダニ、アブラムシ、カイガラムシに注意します。ハダニは高温で乾燥する時期に出やすく、アブラムシは蕾につきやすい虫です。生育期に室内の窓ごしに置いたままにすると、ハダニやカイガラムシを招きやすくなります。

植え替え・肥料・増やし方

植え替え
1〜2年に1回、4〜8月に植え替えます。根元が太って土が見えない、鉢底から根が出ている、といった状態が合図です。数日前から水を切って土を乾かしておき、枯れた根を取り除いて、水はけのよい新しい土に植えます。
肥料
春から秋の生育期に、緩効性の肥料を少量与えます。液体肥料なら、薄めたものを月1回ほど(資料によっては2週間に1回ほど)与えます。
増やし方
タネまきと挿し木でふやせます。挿し木は、伸びた枝に葉を2〜3枚残してその上で切り、切り取った枝を2〜3日乾かしてから土に挿します。タネまきは、気温の高い4〜8月に行います。

ペットや子どもへの安全性

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)は、砂漠のバラ(デザートローズ、学名 Adenium obesum)を、犬・猫・馬に有毒な植物として掲載しています。有毒成分は強心配糖体で、症状として、嘔吐、下痢、食欲不振、元気がなくなる、不整脈が挙げられ、死に至ることもあるとされています。ノースカロライナ州立大学の植物データベースも、同じ種を、人に有毒で、犬・猫・馬にも害のある植物とし、どの部分も食べると有毒で、白い樹液は皮膚炎を起こすとしています。英国王立園芸協会(RHS)は、アデニウム属を食べると有害な植物に挙げ、Adenium obesum について、扱うときに手袋などを着けるよう案内しています。ASPCA の一覧にあるアデニウムの項目は、この Adenium obesum だけで、ほかの種の項目は見つかりませんでした。ペットや小さな子どもの手が届かない場所に置いてください。

出典:ASPCA「Toxic and Non-toxic Plants:Desert Rose」(Adenium obesum の項目)

選ぶときの目安

ペットへの安全性
有毒、または有害とされているものまとめ:猫や犬がいる家の観葉植物
必要な明るさ
日当たりのよい場所が向くものまとめ:日当たりの悪い部屋の観葉植物
育てやすさ
「やさしい」とされ、はじめての人に向くとあるものまとめ:初心者向けの観葉植物
寒さへの強さ
資料や種類によって違うものまとめ:寒さに強い観葉植物

参考にした資料

Pieces

アデニウムを使った作品