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ANTHURIUM “MILLION FLOWER RED”アンスリウム “ミリオンフラワーレッド”

サトイモ科・ベニウチワ属

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アンスリウム “ミリオンフラワーレッド”(ANTHURIUM “MILLION FLOWER RED”)のイラスト
イラストはイメージです。

Plant Care

特徴
ミリオンフラワーレッドはとても愛らしい超ミニタイプのアンスリウム。花径約2〜3cmの小さな赤い花をたくさん咲かせます。
管理のポイント
室内でのカーテン越しの明るさ。直射日光に当てると葉焼けしてしまいます。古い葉をカットしながらたくさん葉っぱを育てるのが花を増やすコツです。日当りが悪いと花付きが悪くなるので注意しましょう。
水やり
春〜冬:表面の土が乾いたらたっぷりと。春〜秋生育期は特にたっぷりと。春から秋の生育期には根元に置肥を控えめに与えます。

※ 花器や植物は手作りのため、気泡や欠け、ザラツキ、色味や表情などに個体差があり、一点物となります。

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ここから下は、公開されている資料をもとに hoi & がまとめた、アンスリウム “ミリオンフラワーレッド”の育て方です。

アンスリウム “ミリオンフラワーレッド”の育て方の要点

  • 明るいけれど直射日光の当たらない場所に置きます。日ざしが強いと葉が焼け、暗すぎると花が咲かなくなります。
  • 鉢土が乾いてから、たっぷり水をやります。やや湿った空気を好むので、エアコンをつけた部屋では霧吹きで葉に水をかけます。
  • 寒さに弱い植物です。気温が15℃以下になったら室内へ入れ、冬は最低でも10℃以上を保ちます。

早見表

置き場所
明るい日陰。室内なら、薄いカーテンで日ざしをやわらげた窓辺が向いています。日陰でも育ちますが、暗すぎる場所では花が咲かなくなります。
水やりの目安
春から秋は、鉢土が乾いてからたっぷり。冬は控えめにして、乾かし気味に保ちます。
温度
よく育つのは18〜30℃。冬の最低温度は資料によって分かれていて、日本の資料は最低でも10℃以上、英国王立園芸協会は「Million Flowers Red」という品種について、冬も18℃以上としています。
育てやすさ
やさしい。比較的育てやすいとされますが、寒さと、水のやりすぎによる根腐れには注意が要ります。
原産地
アンスリウムの仲間は、熱帯アメリカから西インド諸島に分布します。ミリオンフラワーレッドは、そのうちアンドレアヌム系の園芸品種と考えられます(サトイモ科アンスリウム属。ベニウチワ属ともいいます)。

季節ごとの管理

春

春から秋が生育期です。鉢土が乾いてから水をやり、緩効性の置き肥を与えます。植え替えや株分けは、5月から始められます。

夏

夏の日ざしや西日は葉焼けのもとになるので、明るい日陰で育てます。水やりのときに株全体へ水をかけると、ハダニが出にくくなります。色があせた花は、花茎を根元から切り取ります。

秋

屋外に出している鉢は、気温が15℃以下になったら室内へ取り込みます。肥料は、生育期の終わる10月ごろまでにします。

冬

エアコンの風が直接当たらない、暖かい室内に置きます。最低でも10℃以上を保ちます。水やりは控えめにして、乾かし気味に。暖房で乾燥がひどいときは、軽く霧吹きをして湿度を保ちます。

よくある質問

ミリオンフラワーレッドはどんな品種ですか?

英国王立園芸協会(RHS)の植物データベースに、アンドレアヌム系の品種「Million Flowers Red」が載っています。名前がほぼ同じなので、ミリオンフラワーレッドはこれにあたると考えられますが、同じ品種かどうかは確かめられていません。RHS はこの項目で、とても花つきがよく、つやのある濃い赤の花を一年を通してつける品種と説明しています。育て方については、アンスリウム全般の案内を見るよう示しています。

花を次々に咲かせるには、どうすればいいですか?

直射日光の当たらない明るい場所に置き、生育期(5〜10月)に肥料を切らさないようにします。光や養分が足りないと、花の数が減ります。色があせてきた花は、早めに花茎を根元から切り取ります。

葉のふちが茶色くなってきました。

空気の乾燥が考えられます。暖房の効いた部屋は乾きやすいので、葉に霧吹きをするか、湿らせた砂利を敷いた皿の上に鉢を置いて、湿度を上げます。夏の直射日光で葉が焼けることもあります。

暗い部屋でも育ちますか?

日陰でも育つ植物ですが、暗すぎる場所では花が咲かなくなります。花を楽しむなら、直射日光の当たらない明るい場所に置きます。

水をやっているのに元気がありません。根腐れでしょうか?

水のやりすぎは、根腐れのもとになります。土がいつも湿っている、受け皿に水がたまっている、鉢が大きすぎる、といった状態が続くと起こりやすくなります。水やりは鉢土が乾いてからにし、受け皿の水は捨てます。傷んだ根は、植え替えのときに切り落とします。

葉に白い斑点が出てきました。

ハダニがついているおそれがあります。葉の裏について汁を吸い、吸われたところが白い斑点になります。乾いた環境を好み、水を嫌うので、葉水(霧吹きで葉に水をかけること)が予防になります。ついてしまったら、強めのシャワーで洗い落とします。

植え替え・肥料・増やし方

植え替え
2〜3年に1回、5〜8月に植え替えます。5月中旬〜7月上旬を適期とする資料もあります。鉢は、一回りだけ大きなものにします。大きすぎる鉢は土が乾きにくく、根腐れのおそれがあります。水はけのよい土を使います。
肥料
春から秋の生育期に、緩効性の置き肥を規定の量だけ与えます。生育がにぶる冬は与えません。
増やし方
株分けと挿し木でふやせます。親株のまわりに子株がよく出るので、5〜8月の植え替えのときに分けて植えます。

ペットや子どもへの安全性

英国王立園芸協会は、「Million Flowers Red」という品種について、人やペットが食べると有害で、肌や目を刺激するとし、扱うときは手袋をするようすすめています。ノースカロライナ州立大学の植物データベースは、もとになる種と考えられるアンドレアヌム(Anthurium andraeanum)を、毒性の程度は低いものの、犬・猫・子どもに問題のある植物で、人にも有毒としています。かじると、よだれ、口の痛み、口・くちびる・舌の腫れ、飲み込みにくさ、食欲の低下、嘔吐が起こり、樹液が肌や目につくと赤みやひりひりした刺激が出るとされています。ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)の一覧では、アンドレアヌムやこの品種の項目は見つかりませんでしたが、同じ属のシェルツェリアヌム(ASPCA の表記は Anthurium scherzeranum、英名 Flamingo Flower)が、犬・猫・馬に有毒な植物として掲載されています。症状として、口の中の刺激、口・舌・くちびるの痛みと腫れ、ひどいよだれ、嘔吐(馬を除く)、飲み込みにくさが挙げられています。ペットや小さな子どもの手が届かない場所に置いてください。

出典:ノースカロライナ州立大学 Extension Gardener Plant Toolbox「Anthurium andraeanum」

選ぶときの目安

ペットへの安全性
有毒、または有害とされているものまとめ:猫や犬がいる家の観葉植物
必要な明るさ
日陰にも耐えるとされるものまとめ:日当たりの悪い部屋の観葉植物
育てやすさ
育てやすいとされるものまとめ:初心者向けの観葉植物
寒さへの強さ
冬は10℃前後を下回らないようにするものまとめ:寒さに強い観葉植物

参考にした資料

Pieces

アンスリウム “ミリオンフラワーレッド”を使った作品