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CYCLAMEN PERSICUMシクラメン

サクラソウ科・シクラメン属

  • 清純
  • はにかみ
シクラメン(CYCLAMEN PERSICUM)のイラスト
イラストはイメージです。

Plant Care

特徴
シクラメンは冬の室内を華やかにしてくれる鉢花として定番の球根植物です。室内であれば初心者でも育てやすく、きちんと育てればじつは毎年の開花も楽しめます。夏ごろには花が少なくなりますが、気長に育てると秋頃に新芽が出てくる多年草です。
管理のポイント
春〜秋:カーテン越しの日光に当てる。 冬:日中日光に当てて育てます。 夏越しは9月上旬まで休眠させる方法と、休眠させない方法があります。休眠させるときは、日光の当たり具合にはこだわらず、日陰で管理します。休眠させない場合は、半日陰になるようにします。管理温度は5〜15℃が目安です。
水やり
下側の葉をかき分けて株元(土)のみにあげる。 夏:休眠させる場合は一切水を与えません。新しい花芽が出なくなってから、休眠の準備をします。徐々に与える水を少なくしてください。

※ 花器や植物は手作りのため、気泡や欠け、ザラツキ、色味や表情などに個体差があり、一点物となります。

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ここから下は、公開されている資料をもとに hoi & がまとめた、シクラメンの育て方です。

シクラメンの育て方の要点

  • 冬は、室内のよく日の当たる窓辺に置きます。暖かすぎる環境も苦手なので、暖房が効きすぎる部屋は避けます。
  • 水やりは、鉢土の表面が乾いてきたら、葉をめくって株元へ。球根の頭や葉、花には水をかけません。底面給水鉢は、受け皿の水を切らさないようにします。
  • 夏越しには、葉を枯らして球根だけで休ませる方法と、葉を残して育て続ける方法があります。はじめての方には、葉を残す方法のほうが簡単です。

早見表

置き場所
秋から春は、よく日の当たる場所。冬は室内の窓辺に置きます。梅雨から夏は、雨の当たらない、風通しのよい明るい日陰に移します。
水やりの目安
鉢土の表面が乾いてきたら、株元にたっぷり。底面給水鉢は、受け皿の水がなくならないように足します。夏に休眠させる株には、6〜8月は水を与えません。
温度
理想は、昼が20℃前後、夜が10℃前後です。冬の室内では、できるだけ20℃以下を保ちます。冬の最低温度について、英国王立園芸協会は13〜16℃としています。
育てやすさ
ふつう。翌年も咲かせるには夏越しが必要で、とくに球根だけで休眠させる方法は、むずかしいとされています。
原産地
北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域(サクラソウ科シクラメン属)。球根を持つ多年草です。

季節ごとの管理

春

3月中旬からは、日中、雨の当たらない屋外の日なたで育てられます。最低気温が10℃以下になる日は、室内に入れます。4月下旬から5月に気温が上がると、花が減り、葉が黄色くなってきます。液体肥料は5月上旬まで続けます。

夏

梅雨からは、屋外の雨の当たらない、風通しのよい明るい日陰に置きます。葉を残して夏越しさせる株には、土が乾いてきたら株元に水をやり、2週間に1回ほど薄めの液体肥料を与えます。休眠させる株は日陰へ移し、6〜8月は水も肥料も与えません。

秋

9月上旬から中旬に植え替えます。9月中旬からは日当たりのよい場所で育て、最低気温が5〜10℃になったら室内へ入れます。葉がふえる時期なので、株の中央に日が当たるよう、中央の葉を外側の古い葉の下へ移す「葉組み」をします。

冬

室内のよく日の当たる窓辺に置きます。暖房が効きすぎる部屋は避けます。夜の室温が高いと、茎が間のびしたり、病気が出たりします。咲き終わった花と枯れた葉は、株を片手で押さえ、つまんで引き抜きます。液体肥料は、週1回ほど与えます。

よくある質問

夏は休眠させたほうがいいですか?

どちらの方法でも夏を越せます。葉を枯らして球根だけにする「休眠法」と、葉を残して育て続ける「非休眠法」があり、はじめての方には非休眠法のほうが簡単です。非休眠法の株は、休眠させた株より1か月ほど早く咲きます。6月ごろの株のようすを見て決め、元気な葉が残らず枯れてしまったら、休眠させます。

水は、上からかけてもいいですか?

葉や花、球根の頭に水がかかると、病気のもとになります。葉をめくり、口の細長いジョウロなどで、株元の土に注ぎます。底面給水鉢なら、鉢の横にある小窓から水を足します。

花や葉が、ぐったりしおれてしまいました。

冬なら、寒さの影響が考えられます。日当たりの不足や水切れでも、しおれることがあります。土が乾いていたら水をやります。水のやりすぎは根腐れにつながるので、土のようすを見てからにします。

葉が黄色くなってきました。

気温の高さ、肥料不足、日当たりの不足がおもな原因です。置き場所の温度と日当たりを見直し、肥料が切れていたら液体肥料を与えます。春の終わりに気温が上がって黄色くなるのは、休眠に向かう合図です。

翌年、花が咲きません。

日当たり、温度、肥料、植え替えを見直します。室内では日光が足りなくなりがちなので、窓のそばに置きます。暖房で暖かすぎても、花が咲きにくくなります。9月から5月までは肥料を切らさないようにし、年に1回は新しい土に植え替えます。

どんな病気や虫に気をつければいいですか?

病気は、灰色かび病と軟腐病です。灰色かび病は、気温が低く湿度が高いときに、葉や花にかかった水が乾かないと多く出ます。軟腐病は、暑くて風通しが悪いときに出て、球根が腐ります。虫は、暑く乾いた時期にシクラメンホコリダニとスリップスがつきやすく、葉やつぼみが縮んだり、花の形がおかしくなったりします。

植え替え・肥料・増やし方

植え替え
年に1回、9月上旬〜中旬(資料によっては8月下旬から)に植え替えます。葉を残して夏越しした株は、根鉢をあまりくずさず、一回り大きな鉢へ。休眠させた株は、土をすべて落とし、根を半分ほど切ってから植えます。どちらも、球根の頭が土に埋まらないよう浅く植えます。
肥料
9月から5月上旬までは、週1回ほど液体肥料を与えます。夏は、葉を残した株に2週間に1回ほど薄めの液体肥料を与え、休眠させた株には与えません。葉を残した株にも、夏は肥料を与えないとする資料があります。
増やし方
球根が分かれてふえることはないので、子球を分けてふやすことはできません。タネでふやせますが、親と同じ性質の花にはなりません。花の時期に2株で人工受粉をすると、3〜4か月でタネがとれ、11月ごろにまきます。

ペットや子どもへの安全性

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)は、シクラメン属(Cyclamen spp)を、犬・猫・馬に有毒な植物として掲載しています。症状として、よだれ、嘔吐、下痢が挙げられています。球根(塊茎)を大量に食べた場合は、不整脈やけいれんが起こり、死亡することもあるとされています。ノースカロライナ州立大学の植物データベースも、シクラメン(Cyclamen persicum)のどの部分でも、とくに根や球根をかじると、犬・猫・馬が中毒を起こすとしています。人については、味が悪いので口にすることはまれですが、食べると嘔吐や下痢が起こることがあり、触って肌が荒れることもあるとしています。英国王立園芸協会は、扱うときに手袋をするようすすめています。ペットや小さな子どもの手が届かない場所に置いてください。

出典:ASPCA「Toxic and Non-toxic Plants:Cyclamen」

選ぶときの目安

ペットへの安全性
有毒、または有害とされているものまとめ:猫や犬がいる家の観葉植物
必要な明るさ
日当たりのよい場所が向くものまとめ:日当たりの悪い部屋の観葉植物
育てやすさ
少しコツが要るものまとめ:初心者向けの観葉植物
寒さへの強さ
冬は10℃前後を下回らないようにするものまとめ:寒さに強い観葉植物

参考にした資料

Pieces

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