← Plant Care / Flowers

EUPHORBIA PULCHERRIMAユーフォルビア・プルケリマ(ポインセチア)

トウダイグサ科・ユーフォルビア属

  • 祝福する
  • 聖夜
  • 幸運を祈る
ユーフォルビア・プルケリマ(EUPHORBIA PULCHERRIMA)のイラスト
イラストはイメージです。

Plant Care

特徴
「ポインセチアは冬の鉢花だから寒さに強い」と思われる方が多いのですが、実際のところメキシコなどの熱帯出身の植物なので、基本的に寒さには弱く乾燥を好みます。冬越しできて毎年赤い株姿を楽しめますよ。
管理のポイント
春〜夏:直射日光を避け、明るい室内で風通しよく管理します。 冬:10度以上の温度で管理する、室内の日当たりの良い場所。
水やり
乾燥に強いものの、過湿を嫌いますので、乾いてからたっぷりと(水やりは控えめに育てる。)

※ 花器や植物は手作りのため、気泡や欠け、ザラツキ、色味や表情などに個体差があり、一点物となります。

Online Shop — Coming Soon

ここから下は、公開されている資料をもとに hoi & がまとめた、ユーフォルビア・プルケリマの育て方です。

ユーフォルビア・プルケリマの育て方の要点

  • 寒さに弱い植物です。冬は日当たりのよい室内に置き、最低でも10℃以上を保ちます。暖房の風と、夜の窓辺の冷え込みを避けます。
  • 水のやりすぎは根腐れのもとです。土が乾いてから与え、乾かし気味に育てます。受け皿にたまった水は捨てます。
  • 翌年、クリスマスのころに色づかせるには、夜を長くする「短日処理」をします。9〜11月に、夕方5時から翌朝8時ごろまで、段ボール箱などをかぶせます。

早見表

置き場所
日光を好みます。冬は日当たりのよい室内に置きます。5〜9月は屋外で日に当てて育てられますが、真夏は午前中だけ日の当たる半日陰に移します。英国王立園芸協会は、室内では明るく、直射日光の当たらない場所をすすめています。
水やりの目安
過湿を嫌うので、土が乾いてからたっぷり与え、乾かし気味に保ちます。生育が止まる冬から、新芽が出始める春までは、とくに控えめにします。
温度
冬は最低でも10℃以上、できれば13〜15℃を保ちます。10℃を下回ると、根が傷みやすくなります。英国王立園芸協会は、最低温度を13〜16℃としています。
育てやすさ
少しコツが要ります。冬越しがいちばんむずかしく、1年で枯らしてしまうことが多い植物です。
原産地
メキシコの山地(トウダイグサ科ユーフォルビア属。トウダイグサ属ともいいます)。草花のように扱われますが、本来は低木です。

季節ごとの管理

春

3〜5月に、切り戻しと植え替えをします。色づいた部分を切り取り、3分の1ほどの大きさまで切りつめてもかまいません。新芽が出始めるまでは、水やりを控えめにします。5月ごろからは、屋外に出せます。

夏

屋外の、風通しのよい場所で育てます。強い日ざしで葉が焼けることがあるので、真夏は半日陰に置きます。梅雨のあいだは、雨の当たらない軒下などへ移します。土の表面が乾いたら、たっぷり水をやります。5〜7月は液体肥料を与えます。

秋

9月から短日処理を始めます。自然のままでも、10月下旬から花芽ができ始めます。肥料は10月までにします。屋外で育てる時期は9月までで、そのあとは日当たりのよい室内へ入れます。

冬

日当たりのよい室内で、最低でも10℃以上を保ちます。暖房の風は直接当てません。窓辺は夜に冷え込むので、厚手のカーテンを引くか、窓から離します。水やりは控えめにし、肥料は与えません。

よくある質問

葉が落ちてしまうのはなぜですか?

おもな原因は、環境が急に変わったことによるストレスです。寒さ、乾燥、水のやりすぎや水不足、病害虫が考えられます。買ってすぐは、とくに葉を落としやすい時期です。日当たりがよく、寒暖差や風の少ない場所に置いて、落ち着かせます。

葉が赤くならないのはなぜですか?

赤く色づくのは花びらではなく、苞(ほう)と呼ばれる葉です。ポインセチアは、日が短くなると花芽をつける短日植物で、それに合わせて苞も色づきます。夜に部屋の照明や街灯の光が当たると、花芽ができず、苞がしっかり色づかないことがあります。

短日処理は、どうやるのですか?

9〜11月に、夕方5時ごろから翌朝8時ごろまで、段ボール箱などをかぶせて光をさえぎります。箱の下のすき間からも、光が入らないようにします。苞がすっかり色づくまで、2か月ほど続けます。

冬、土は湿っているのに、葉がしおれています。

水切れではなく、寒さでしおれています。あわてて水をやらず、暖かい場所へ移します。

背が高くなって、形がくずれてきました。

花のあとにそのままにしておくと、上のほうからしか新芽が出ず、腰高な姿になります。3〜5月に色づいた部分を切り取ると、株元から新芽が出やすくなります。切り口から出る白い液は、肌や目につかないようにします。

どんな虫がつきますか?

オンシツコナジラミ、アブラムシ、カイガラムシがつきます。オンシツコナジラミは、室内では葉の裏に出やすく、風通しをよくすると出にくくなります。カイガラムシは、歯ブラシなどでこすり落とします。暖房を使う部屋ではハダニも出やすいので、霧吹きで葉に水をかけて防ぎます。

植え替え・肥料・増やし方

植え替え
毎年(資料によっては1〜2年に1回)、3〜5月に植え替えます。根鉢を少しくずし、一回り大きな鉢に植えます。切り戻しも同時に行います。水はけと水もちのよい土を使います。
肥料
5〜7月は液体肥料を、8〜10月は緩効性の化成肥料を与えます。生育が止まる11月ごろから春までは与えません。
増やし方
挿し木でふやせます。適期は6月です。葉を3〜4枚つけて茎の先を切り、葉を半分の大きさに切ります。切り口から出る白い液を水で洗い流してから、挿し木用の土に挿します。20〜30日ほどで根が出ます。

ペットや子どもへの安全性

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)は、ポインセチア(Euphorbia pulcherrima)を、犬・猫・馬に有毒な植物として掲載しています。原因は刺激性の樹液で、口や胃を刺激し、ときに嘔吐を起こすとされています。あわせて ASPCA は、その毒性は一般に大げさに考えられている、とも書いています。ノースカロライナ州立大学の植物データベースは、毒性の程度は低いとしたうえで、犬・猫・馬・子どもに問題のある植物で、人にも有毒としています。茎や葉を切ると出る白い乳液は、人によって軽い、または重い皮ふ炎を起こし、目に入ると角膜を傷めることがあるとされています。ラテックス(天然ゴム)アレルギーのある人は、反応が出ることがあります。手入れのときは手袋をし、ペットや小さな子どもがかじったり、乳液に触れたりしない場所に置いてください。

出典:ASPCA「Toxic and Non-toxic Plants:Poinsettia」

選ぶときの目安

ペットへの安全性
有毒、または有害とされているものまとめ:猫や犬がいる家の観葉植物
必要な明るさ
日当たりのよい場所が向くものまとめ:日当たりの悪い部屋の観葉植物
育てやすさ
少しコツが要るものまとめ:初心者向けの観葉植物
寒さへの強さ
冬は10℃前後を下回らないようにするものまとめ:寒さに強い観葉植物

参考にした資料