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JAPANESE HOLLYキンメイヌツゲ(金芽柘植)

モチノキ科・モチノキ属

  • 不変
  • 永遠
キンメイヌツゲ(JAPANESE HOLLY)のイラスト
イラストはイメージです。

Plant Care

特徴
イヌツゲの園芸品種であるキンメツゲはキラキラと輝くような新芽が特に美しく、背丈の低い生垣やまん丸に仕立てられて使われることが多い。成長はとてもゆっくりです。伸びたらお好みにカットして楽しめます。
管理のポイント
春〜冬:耐暑性や耐寒性が強い。日当たりと風通しのよい場所で管理してください。
水やり
表面の土が乾いたら、底穴から水が漏れ出るまで、たっぷりと

※ 花器や植物は手作りのため、気泡や欠け、ザラツキ、色味や表情などに個体差があり、一点物となります。

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ここから下は、公開されている資料をもとに hoi & がまとめた、キンメイヌツゲの育て方です。

キンメイヌツゲの育て方の要点

  • 日当たりのよい場所で育てます。日の当たらない枝は、そのうち枯れてしまいます。
  • 鉢植えの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと。水が切れると、葉が落ち始めます。
  • 刈り込みに強い木です。3〜10月のあいだ、必要に応じて刈り込み、丸い形など好みの樹形に整えられます。

早見表

置き場所
日当たりのよい場所。半日陰でも育つとされていますが、日の当たらない枝は枯れていきます。
水やりの目安
鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷり。水切れさせると葉が落ちます。水がたまったままの土と、乾ききった土は、どちらも避けます。
温度
日本の資料では、イヌツゲは寒さにも暑さにも強い木とされています。アメリカの資料には、蒸し暑い地域ではよく育たないことがあり、冬の冷たい風が当たらない場所がよい、とするものもあります。
育てやすさ
やさしい。イヌツゲは病気がほとんどなく、初心者でも育てやすい木とされています。
原産地
日本をはじめとする東アジア。キンメツゲは、日本の山野に自生するイヌツゲ(Ilex crenata、モチノキ科モチノキ属)の園芸品種です。

季節ごとの管理

春

刈り込みは3月から始められます。鉢植えには、3月に化成肥料を株元に与えます。4〜6月は、植え替えの適期です。

夏

刈り込みは、必要に応じていつでもできます。挿し木でふやすなら、7〜8月が適期です。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷり水をやり、水切れさせないようにします。乾燥が続いて風通しが悪いと、ハダニが出やすくなります。

秋

9〜10月は、春に続く植え替えの適期です。刈り込みの適期は10月までです。

冬

イヌツゲは寒さに強い木とされています。冬の冷たい風で傷むことがあるので、風の当たらない場所がよいとする資料もあります。庭植えの株には、2月に有機質の肥料を株のまわりに埋めておきます。

よくある質問

キンメツゲとはどんな植物ですか?ツゲとは違うのですか?

キンメツゲは、モチノキ科のイヌツゲ(Ilex crenata)の園芸品種で、新芽がつやのある黄色になり、やがて濃い緑色に変わります。名前や見た目の似たツゲ(Buxus)は、ツゲ科の別の植物です。この品種だけを詳しく扱った資料は見つけられなかったので、ここではイヌツゲの資料をもとにまとめています。

葉が落ちてきました。

水が切れると、葉が落ち始めます。鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。日の当たらない枝は枯れていくので、日当たりも見直します。

枝先の葉が茶色くなってきました。

ハマキムシ類の幼虫が、枝先の葉を糸で束ねてすみかにし、若い葉を食べていることがあります。放っておくと被害が枝全体に広がり、茶色い葉で覆われてしまいます。糸で束ねられた枝先を指でつぶしてから、取り除きます。

葉のつやがなくなり、色が薄くなってきました。

ハダニがついている合図です。乾燥が続き、風通しが悪いと出やすい虫で、葉の下に紙を当てて葉を指ではじくと、小さなダニが落ちてきます。見つけたら、勢いよく水をかけて数を減らします。

いつ、どのくらい刈り込めますか?

刈り込みの適期は3〜10月で、この間は必要に応じていつでも形を整えられます。芽を出す力が強く、強い刈り込みにも耐えるので、丸い形や、木を刈り込んで形をつくる「トピアリー」にも向いています。

成長は早いですか?

資料によって書き方が分かれます。日本の資料は、イヌツゲをツゲより成長の早い木とし、キンメツゲも生育がよいとしています。英国とアメリカの資料は、イヌツゲを成長のゆっくりした木としています。

植え替え・肥料・増やし方

植え替え
植え替えの適期は、春の4〜6月と、秋の9〜10月です。水はけがよく、有機物の多い肥えた土を使います。目安は、赤玉土(中粒)2に対して、腐葉土か樹皮堆肥1の割合です。弱い酸性の土を好み、アルカリ性の土では葉が黄色くなるとされています。
肥料
鉢植えは、3月に化成肥料を株元に与えます。庭植えは、2月に有機質の肥料を株のまわりに埋めます。
増やし方
挿し木でふやせます。7〜8月に、新しく伸びた枝の先を10〜15cm切り取り、水を吸わせてから清潔な土に挿します。直射日光を避けた明るい場所に置き、空気穴をあけた透明なビニールで覆って、湿り気を保ちます。

ペットや子どもへの安全性

キンメツゲのもとになったイヌツゲ(Ilex crenata)について、ノースカロライナ州立大学の植物データベースは、毒性の弱い植物としています。有毒とされる部分は果実で、人が食べると嘔吐や下痢などを起こすことがあるとされています。英国王立園芸協会も、果実は観賞用で、人もペットも食べてはいけないとしています。ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)の一覧では、Ilex crenata の項目は見つかりませんでした。同じモチノキ属(Ilex)のホーリー(Ilex opaca など)は、犬・猫・馬に有毒な植物として掲載され、嘔吐、下痢、元気がなくなることが症状に挙げられています。この一覧の毒性のない植物のなかにある「Japanese Holly」は、シダの仲間(Cyrtomium falcatum)の別名で、イヌツゲのことではありません。名前の似たツゲ(Buxus spp.、英名 Boxwood)も別の植物で、こちらは犬・猫・馬に有毒な植物として掲載されています。ペットや小さな子どもが実や葉を口にしない場所に置いてください。

出典:ノースカロライナ州立大学 Extension Gardener Plant Toolbox「Ilex crenata(Box Leaved Holly, Box-leaved Holly, Japanese Holly)」

選ぶときの目安

ペットへの安全性
有毒、または有害とされているものまとめ:猫や犬がいる家の観葉植物
必要な明るさ
日当たりのよい場所が向くものまとめ:日当たりの悪い部屋の観葉植物
育てやすさ
「やさしい」とされ、はじめての人に向くとあるものまとめ:初心者向けの観葉植物
寒さへの強さ
寒さに強い、または比較的強いとされるものまとめ:寒さに強い観葉植物

参考にした資料