残雪の峰だけの育て方はありますか?
残雪の峰という名前で育て方を扱った資料は、見つけられませんでした。学名の Monvillea spegazzinii は、現在は Cereus spegazzinii の旧名とされていて、残雪の峰はその綴化した株と考えられます。専門家ではない愛好家の有志がまとめている事典サイト LLIFLE に、この種の綴化した株(Cereus spegazzinii f. cristatus)の項目があります。ここにまとめたのは、その項目と、柱サボテンやサボテン全般の資料にもとづく育て方です。LLIFLE だけが根拠の部分には、その名前を添えています。
綴化(てっか)とは何ですか? ふつうの株と育て方は違いますか?
生長点(茎が伸びていく先端の部分)が、帯のように広がって育つ現象です。茎が平たく、とさかのような形になります。生長点の細胞の異常のほか、虫や細菌などがきっかけで起こるとされています。アメリカの大学の資料では、綴化した株の育て方は、もとの植物と同じとされています。
綴化した部分のあいだから、ふつうの形の茎が出てきました。
綴化した株は、とつぜん、ふつうの生長点を持つ茎を出すことがあります。愛好家がまとめる事典サイト LLIFLE は、綴化した姿を残したいなら、ふつうの形の茎を取り除き、これをくり返すよう勧めています。
根や株元が黒ずんで、腐ってきました。
水のやりすぎによる根腐れのおそれがあります。湿気がこもる場所も、腐る原因になります。植え替えのときに、黒ずんだり腐ったりしている部分を切り落とし、日陰で4〜5日乾かしてから、新しい土に植えます。
日当たりが足りないと、どうなりますか?
柱サボテンは、日光が足りないと先が細くひょろっと伸びます(徒長)。見た目が悪くなるだけでなく、弱い株になります。ただし、強い直射日光に当てると日焼けし、焼けた部分は元の色に戻りません。室内では、エアコンの風が当たり続ける場所も避けます。
どんな虫がつきますか?
カイガラムシ、コナカイガラムシ、ハダニのほか、根につくネジラミに注意します。新芽などのやわらかいところは、被害を受けやすい場所です。風通しが悪いと、病気や害虫が出やすくなります。