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PHILODENDRON SELLOUMフィロデンドロン・セローム

サトイモ科・フィロデンドロン属

  • 愛の木
  • 自由な発想
フィロデンドロン・セローム(PHILODENDRON SELLOUM)のイラスト
イラストはイメージです。

Plant Care

特徴
セロームは、幹がまっすぐ立ち上がるタイプのフィロデンドロンです。深い切れ込みのある大きな葉と、でこぼこした幹が見どころです。樹液は口に入らないように注意してください。
管理のポイント
春〜秋:直射日光を避け、明るい日陰で風通しよく管理します。 冬:室内の明るい場所
水やり
春〜秋:土の表面が乾いたらたっぷりと。 冬:休眠期となります。1週間に1〜2度程度、控え気味に。

※ 花器や植物は手作りのため、気泡や欠け、ザラツキ、色味や表情などに個体差があり、一点物となります。

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ここから下は、公開されている資料をもとに hoi & がまとめた、フィロデンドロン・セロームの育て方です。

フィロデンドロン・セロームの育て方の要点

  • 日光を好みます。窓辺などの明るい場所に置き、強い直射日光はレースのカーテンでやわらげます。
  • 水やりは、春から秋は土の表面が乾いたらたっぷりと。受け皿の水は捨て、冬は土が乾いたのを確かめてから控えめに与えます。
  • 冬は室内の明るい場所に置きます。屋外の鉢は、遅くとも最低気温が5℃を下回る前に取り込みます。15℃ほどを目安にする資料もあります。

早見表

置き場所
窓辺などの明るい場所。日陰にも耐えますが、暗い場所が長く続くと、葉の柄が長く伸びてだらしなく広がります。強い直射日光は葉焼けの原因になります。
水やりの目安
春から秋は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷり。冬は控えめにします。霧吹きで葉に水をかける「葉水」を、1日1回ほど行います。
温度
寒さへの強さは、資料によって見方が分かれます。凍らなければ冬を越せるとする資料がある一方、寒さに弱いとする資料もあります。株を傷めないよう、遅くとも最低気温が5℃を下回る前に室内へ入れます。気温が約15℃を下回ったら室内へ、とする資料もあります。
育てやすさ
やさしい。丈夫で育てやすい観葉植物です。大きな葉を広げるので、置き場所にはある程度の広さが要ります。
原産地
ブラジルなどの南アメリカ(サトイモ科フィロデンドロン属)。植物図鑑には Philodendron bipinnatifidum の学名で載っていて、Philodendron selloum は同じ植物の別の呼び名です。Thaumatophyllum bipinnatifidum の名で扱われたこともあります。和名はヒトデカズラ。

季節ごとの管理

春

春から秋が生育期です。土の表面が乾いたらたっぷり水をやり、肥料を与え始めます。植え替えは5〜7月が適期です。室内の株を屋外へ出すときは、少しずつ明るい場所へ移して、葉焼けを防ぎます。

夏

直射日光が当たる窓辺では、レースのカーテンで光をやわらげます。土の表面が乾いたら、たっぷり水をやります。葉にほこりがたまるとハダニがつきやすくなるので、葉水をかけ、濡らしたティッシュなどで葉をふきます。

秋

屋外に出している鉢は、寒くなる前に室内へ入れます。目安は資料によって違い、最低気温が5℃を下回る前とする資料と、約15℃を下回ったらとする資料があります。

冬

室内の明るい窓辺に置きます。寒い地域では、窓辺が冷え込むので部屋の中ほどへ移します。暖房の風が直接当たらないようにします。水やりは、土が乾いたのを確かめてから。肥料は与えません。

よくある質問

新しい葉が小さく、切れ込みが入りません。

光が足りないか、水のやりすぎが考えられます。どちらも、葉が小さくなり、切れ込みが少なくなる原因になります。明るい場所へ移し、土の表面が乾いてから水をやるようにします。

葉の柄がひょろ長く伸びて、姿が乱れてきました。

弱い光の場所に長く置くと、葉の柄が長く軟らかく育ち、葉がだらしなく広がります。日陰にも耐えますが、もともと日光を好む植物なので、できるだけ明るい場所で育てます。

幹から太い根のようなものが伸びてきました。

気根(きこん)と呼ばれる根です。幹から伸びて、水や養分を吸ったり、大きな体を支えたりします。何年か育てて気根ばかりが目立つようになったら、先端から30cmほどのところを気根をつけて切り、植え直して仕立て直す方法があります。

葉が黄色くなってきました。

水のやりすぎや、水はけの悪い土による根腐れかもしれません。フィロデンドロンの仲間は、根が腐ると葉が黄色くなり、やがて株が倒れることがあります。土の表面が乾いてから水をやり、受け皿に水をためないようにします。

冬の水やりはどのくらいですか?

冬は生長が止まるので、回数を減らします。土が乾いたのを確かめてから与えるのが基本で、目安を週1〜2回とする資料もあります。日当たりの悪い場所で水が多いと、間のびの原因になります。

花は咲きますか?

室内ではめったに咲きません。室内の株が咲くまでには、10〜15年かかることがあるとされています。花びらのない花が棒のように集まり、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分に包まれて咲きます。

植え替え・肥料・増やし方

植え替え
1〜2年に1回、5〜7月ごろに植え替えます。水をやってもなかなかしみ込まなくなったり、株が鉢いっぱいになったりしたら、植え替えの合図です。水はけのよい観葉植物用の土を使います。
肥料
春から秋の生育期に、緩効性の置き肥を2〜3か月に1回、または液体肥料を2週間に1回ほど与えます。あまり大きくしたくないときは控えめにします。冬は与えません。
増やし方
さし木でふやせます。適期は5〜7月ごろです。葉を1枚残した茎を土に埋めておくと、1か月ほどで根が伸びてきます。

ペットや子どもへの安全性

ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)は、セローム(英名 Tree Philodendron、学名 Philodendron selloum)を犬と猫に有毒な植物として掲載しています。シュウ酸カルシウムの結晶を含み、かじると口の中やくちびる、舌に強い痛みや刺激が出て、よだれ、嘔吐、飲み込みにくさなどの症状が出るとされています。同じ学名の別の項目(Lacy Tree Philodendron)では、馬にも有毒とされています。ノースカロライナ州立大学の植物データベースも、人が口にすると有毒で、犬、猫、子どもに害があり、樹液が肌につくと炎症を起こすことがあるとしています。葉や茎を切るときは手袋をし、ペットや小さな子どもの手が届かない場所に置いてください。

出典:ASPCA「Toxic and Non-toxic Plants:Tree Philodendron」

選ぶときの目安

ペットへの安全性
有毒、または有害とされているものまとめ:猫や犬がいる家の観葉植物
必要な明るさ
日陰にも耐えるとされるものまとめ:日当たりの悪い部屋の観葉植物
育てやすさ
育てやすいとされるものまとめ:初心者向けの観葉植物
寒さへの強さ
資料や種類によって違うものまとめ:寒さに強い観葉植物

参考にした資料

Pieces

フィロデンドロン・セロームを使った作品